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●私のサクラマス全釣行記です。(太字がヒット!!) その後短時間釣行を数回、ナマズが挨拶しに来ただけで、仕事の関係で秋田玉川近くに用事があり3回ぐらい昼休みに様子見しましたが、ニゴイのみでした(-_-メ) 2月17日 時間は無かったのですが、何となく川に立ちたくなりロッドとリールと数個のスプーンだけを持ち、移動途中に最上川に立ち寄ってみました。 正味1時間しか余裕は無い為、下流部から見て回り、2年前と様子が変わって流芯が左岸寄りから右岸寄りに変わった5番目の橋に入る事にしました。 スーツに長靴を履き、およそまともな釣り人には見えない出で立ちで、膝ほどまでの雪をラッセルして、200mほど離れた嘗て2年前は好ポイントだったが今は砂利で埋まってしまった橋ケタの下流に到着する頃には息が上がっていて運動不足を自覚しました(笑) 2年前にシーバス釣りで巻いたままの20ポンドのラインに22gの赤金スプーンを結び橋桁下流の瀬尻へ30度ぐらいのアップストリームでフルキャスト! 着水後着底を待ちラインスラックを取る、流されて来てラインが自分の正面90度を過ぎたらリーリングを止めラインが水圧に押されるままに任せてアタリだけを待つ、下流へ流され15度ぐらいのダウンストリームまで行ったら回収する。これだけで初期は魚が居れば反応があるはずと信じている。 20回ほど繰り返した時、澪筋から少し離れた部分で予定通り異物感が伝わった。澪筋の周りに流下物やゴミが沈んでいる事が多く魚も付き易いから根掛かりもヒットも多い。とりあえずアワセを入れると動く、魚だと思った時軽くなった。もう一度同じ澪筋を流す、また食った、グングングンと今度は間違いないサクラマス特有のヒット後の首振りが伝わってくるが、重くて動かないところから60cm以上を確信した。 3年前と同じ初釣行初ヒットで60アップ確実!とライン強度に物を言わせゴリ巻きを開始、目の前3mで魚体を水面下に確認、大きい!いつもの自作天国鈎ではなく、市販のトレブルフックをとりあえずセッティングしてきた事とランディングネットもストリンガーも何も持たないで来た事を後悔するがもう遅い。ウェーダーも履いていないので水にも入れないので一か八かズリ上げるか、と思った瞬間掛かりが浅かったのか肉切れしたようにフッとスプーンが飛んで来てサクラマスはゆっくり沈んで流芯へ戻って行った。 2年前の自分と違い、悔しさは不思議と無かった。思ったとおりのポイントで思った通りにヒットして結果魚に軍配が上がっただけの事と割り切れるようになったのは歳のせいか、未練無く帰れる自分に驚く、釣り中毒から抜ける事が出来たのかな(笑) [サクラマス釣行記へ] [ホームへ] [サクラマスのルアーフィッシングへ] [最上川の大鮎友釣りへ] [クロダイのルアーフィッシングへ] |