2尺大岩魚狙い
本流大岩魚釣り

超大イワナの釣り方
大岩魚の世界 オオイワナ 大岩魚釣り養成講座 大イワナの世界 大岩魚ルアーフィッシング 大イワナの釣り方 超大岩魚 大型サクラマスエキスパート編
『大岩魚の世界』 (随時改訂追加)




岩魚や山女魚の数釣りとは全く違います。 
尺岩魚や尺山女魚は誰でも釣れるようになりますが、
数釣りを卒業した人しか2尺大岩魚を選んで釣ることは出来ません。
『All or Nothing』
坊主の覚悟が要りますので・・・。

渓流の餌・ルアー・フライ等どのジャンルでも数釣り派の腕達者とは一線を画します。
数釣り名人は例外無く細糸使いで全面取りのマシンガンキャストで、
無駄無く釣って行きますから小物が釣られた危険な気配を察知した
大岩魚やサクラマスはいち早く逃走するので
超大物を見たとか追い散らしている事が多いだけで、
稀に掛かってもコンマ以下の細糸で2kgを超える2尺は獲れません。
モンスターだったとか潜水艦だったとバラシ自慢が関の山です。

 

日本にいる岩魚は
アメマス系(エゾイワナ)
ニッコウイワナ系(普通の渓流の岩魚)
オショロコマ系(ミヤベイワナ、ドリーバーデンは亜種説もある)
ヤマトイワナ系(キリクチ)
ゴギ

*注 このうち大型に育つのはアメマス系とニッコウイワナ系とオショロコマ系。
本州では大岩魚として狙えるのはアメマス系とニッコウイワナ系になる。 なぜ系を付けるかと言うとどれも容易に交雑して見分けのつかない岩魚も多いからです。。





かつて半職漁時代に岩魚や山女魚をテンカラで一日70〜80匹単位で
釣っていたので誰にでも可能な数釣りは卒業しましたが、






山形や秋田に住んでいると大岩魚が簡単に釣れると思われます。
確かに条件が整えば誰にでも釣れますが、そう易々とは釣れないのです。
今では毎年のように大岩魚を釣りますがこちらでもそう釣れないのです。
山形で大岩魚釣るのは簡単ですが、それに至るステップはあります。
中学1年(12歳)から岩魚釣りを始めて

私は30cm(尺岩魚)釣るのに2年


36cm(尺2寸岩魚)釣るのに4年


40cm(尺3寸岩魚)釣るのに20年


50cm釣るのに27年


60cm釣るのに44年


60cmオーバー(2尺大岩魚)釣るのに45年かかりました。


一度釣れるとその後は30cm40cmは普通に 50cmオーバーも毎年順調に釣っています。

60cmも連続して釣っていますが、
振り返って見ると人生の半分くらい長い時間かかっています。
人それぞれ自己記録の壁を破るのに要する時間は違うのだと思います。 大型サクラマスも大型岩魚もステップを踏まずに運だけで突然大物を仕留める人もいますが、それはマグレで長続きしません。
コツコツと長い時間をかけて試行錯誤しながら階段を昇った人は 理論が形成されていますから安定して釣り続けます。



サクラマス70cmオーバー岩魚60cmオーバー釣ったらその上を目指している自分がいます。 欲深過ぎて生きている内に達成出来るんでしょうか? 信じて死ぬまで達成する努力してみます。
大好きな釣りするだけですが(^_-)



大岩魚のポイント
(瀬尻三角理論)


<

このぐらいの大川じゃないと大岩魚には育ちにくいです。

渇水時は堰堤等の段差の直下、荒瀬、瀬尻、岩など障害物の前、カーブの前半、テトラの際、に付いてます。

超大岩魚は早春はあまり釣れません、河口〜下流域でサクラマスの外道としてアメマス系岩魚(東北には純粋に海洋生活する降海型岩魚アメマスはいないとされている。)は釣れますが県によって違う渓流解禁日より前であれば写真を撮るだけでも内水面の規則違反に抵触するそうです。
↓2002年5月7日鶴岡の磯(海)で釣れたアメマス系岩魚


めずらしく早春の4月解禁2日目に釣れた本流大岩魚



本格的に大岩魚を狙って釣れるのは5月頃からになります。





基本は
・増水の瀬頭(瀞尻の掛け上がりから下流の瀬の始まりまで)
・渇水の瀬尻(瀬の三角模様が終わる所から開きまで)
これを堰堤に当てはめると
・増水の瀬頭は堰堤上プールの終わりに近い部分
・渇水の瀬尻は堰堤の白泡の切れから強い流れの終わる所まで
あと暑い日中は瀬の中の大石、テトラの残骸の前後、荒瀬の両サイドです。 これでほとんどの川で、どのポイントでも規模に差こそあれ解決できるのです。 たまに違う所にも居ますがそれは落ち着いてテリトリーを形成しているのでは無く、移動中なんです。一般にそれを出会い頭でのヒット(交通事故)と言うのです。






条件

超大岩魚はどこでも釣れる訳ではありません。
■これまでの情報で大岩魚の実績のある川
■さらに実績河川の中でも情報があれば実績ポイント。
■小さい川でも稀に大岩魚が出る川はあります。
■基本的には中規模より大きな河川の中上流部。
■ダム湖・ダム湖上流
■大堰堤上下
■大川は渇水期にポイントを絞りやすい。
■雨の降り始めの増水しはじめと雨後の増水からの減水しはじめ。
■稚鮎の放流や大型トビケラの発生など活性を上げる特別な状況。
↑こういう条件時はかなり期待できます。

釣り方

釣り方の分類

スプーン
錘を付けた餌釣り(脈釣り)やニンフの釣り。

フローティングミノー
錘を付けないウェットフライや餌での水面釣りやドライフライ、逆引きやU字ターンはストリーマーの釣り。

シンキングミノーやディープダイバー
シンカーを付けたりシューティングヘッドを含んだシンキングライン使用のウェットフライやストリーマーでの釣り。


と考えれば釣り方別に合っているポイントがあり、更に水温による付き場の違いや瀬やトロなどそれぞれに向いているポイント合わないポイントがあるので臨機応変に変えなければいけないのです。それをオールシーズン同じところでやっている事は愚であり、逆もまた真なりとは言え一般には効率的ではないのです。

5〜6月、気温が上がり、更に水量が日々減ってくるにともなって水温が上昇して来ると大岩魚は朝夕はトロ瀬やリフルに居る事があっても日中は荒瀬尻から荒瀬の中まで入ってくるか、日の当たらない木陰や岩盤の溝、流れの当たるテトラや大岩の際に付いている例が多い。こうなると広範囲を攻めるU字ターンや横からのアプローチではテリトリーのあるステイスポットを通過する時間は一瞬にしかならず、深追いをしないこの時期の日中ではヒットは望めないものです。








この場合は定位していると思われるスポットを直撃しある程度の時間ルアーを見せてアピールする為に定位スポットに流れていくスジの上流に立ち定位スポットを少し飛び越して着水させ、ゆっくり近付けて最初は軽くシェイクして食わない時は段々と強くシェイキング&ジャークで何度も同じラインをトレースしてやると多くの場合たまらずに食ってきます。

朝などにライズやもじりがあったポイントでも
日中はその付近で一番強い流れになっている荒瀬の中のテトラ際や瀬尻に的を絞って定位スポットとして確信的に攻めて見ると結構当たるものです特に大型は結構強い流れに居る時が多いです。




大イワナならテリトリー意識+捕食がどちらとも分析できない一体の行動でテリトリーを示す威嚇行動のスクランブル、これを喚起させる一石二鳥のロッドアクションによるダートアクションの演出が「シェイキング&ジャーク」です。

鮎の友釣りでも45〜50cm級の岩魚が掛かってくる時があります
 
狙う魚の遊泳速度と追い切れるギリギリのルアー移動距離を身体で覚えなくてはなりませんが、セオリーとしては小さい魚は小刻みな振幅のシェイク、大きな魚は速い速度の大きい振幅のシェイクで誘い、糸ふけだけジャークしてまた最初の位置に戻す時にポーズ(ルアーがステイ)するのでそこがバイトのタイミングになる訳です。

その侵入者(侵入魚)を演じるルアーは岩魚の場合かなり大きくても(体長の半分くらいの20cm以上の鮎でも食べる)追うのです。






逆引き(ダウンストリーム)と言う釣り方について

いよいよ核心です、より効率の良い釣りを目指して!
一般に多用されるクロスストリームやアップストリームのようにU字を切ったりして扇状に幅広く面や線で探る釣り方は、何処に居るか分からない魚やうぶな小物を含めたスレていない魚にはサーチする事にもなり、初めてのポイントやポイント把握の出来ない初心者にも大変理にかなった攻め方であり、数多くの魚と出会えるし、無理の無い自然な釣り方だと思います。ただし、大も小も魚のサイズには関係なくそのポイントで一番最初に遭遇した魚からヒットするので場荒れする、あまり追い気の無い定位している大型魚などでは見ている時間が短く追いのスイッチが入らない内に通過となる事もあるかも知れないのです。

などの点でみんながやる一般的な事は当然平均的釣果を目指すなら正解ですが、数々の修羅場をくぐった大型のフィッシュイーターはもちろん、食い気は無くてもテリトリーのある大型魚に対して、アングラーがポイント全体の中で目的の大型魚の定位しているスポットを確信的に推測出来さえすれば私が多用する逆引きと言う釣り方はテリトリー内にルアーを留めて長い時間ルアーを見せると言う効果で大型魚の興味を引く、テリトリーに侵入したルアーに対してスクランブルを掛けるスイッチを入れられるという要素だけは突出しているのです。

そのポイントで1番の大型しかいらない人には余計な小物を出して場を荒らす事はやってはならない失敗なのです。
だから、最初から逆引きで大型岩魚の定位スポットと思われるところからイキナリ釣り始めて、駄目なら細かく探れば良いのです。

はじめ手前の浅い所や小場所から始めて段々と核心部分へ近付けて何て言うマシンガンキャストや全面釣りなどの釣り方は数釣りの渓流での常識ですから捨てなければ大岩魚釣りのエキスパートにはなれません。

釣りを長くやってると誰でも経験があると思いますが、数釣って行く内にいつか当たるだろうと思って小場所や浅場を先に釣っていては場を荒らして大物を追い散らしている事になりデカイ魚影が見えた、泳いで行ったと驚く事ばかりで、生涯の大物のヒットに出会わずに終わってしまう可能性もあるでしょう。

まあ、でもそのほうが超大物バラシも無いし心臓には良いかも知れませんが・・・。





初期の大型岩魚限定、スプーンでの釣り方

渓流や盛期の本流山女魚やレインボーと違い大岩魚には中層と言うレンジは重要ではない。もちろん中層でも間違いなく釣れるのであるが、ヒット効率が悪いし浮いてくるのは50cm以下の小物が多い。中層のメリットはロストが無いぐらいであるが、一発大物狙いがロストを気にしてたら釣りになら無い。ただし、スプーンのブランドや価格などは何にも関係なくヒットするから低価格でも浮き上がらない回転し難い物でさえあれば何でもかまわない。大物を釣りたければ、大物テリトリー直前で底を取れるように計算して上流にキャストし、流れに馴染ませ底を感じたらラインスラックだけを巻き取って行くだけで良いのである。飽きたら少しずつジャークやシェイクを加えてみるのも良いが基本的にはステディーリトリーブが1番である。要は自分のキャスト位置よりやや上流に設定してあるので自分の位置を過ぎたらもうリトリーブはほとんどしないでスプーンを浮き上がり気味に通過させる事を心掛けると良い、底を取ったところから自分の位置を過ぎて浮き気味になるところまでの間にドン!と来る事が多い。後は長々と下流まで流してもスプーンは回転したり流芯を逸れると失速して浮いていたのが再び落下し易くなり根掛かりしたりして何も良い効果は無い。岸際の巻き終わりに近い手前の掛け上がりでのヒットだけを期待して底スレスレを意識して速やかに回収した方がプロセスタイム的にもロスが無くて良い。もちろん、フックは丸セイゴ16号〜20号などのシングルやシングルの2本付けに変えて置く事はもはやスプーンフィッシングのバラシ対策として常識と言える。前述した通りスプーンのカラーは好みで良いですが、セオリーとしては渇水、清澄、低水温、低活性時はブルーやグリーン系に実績があり、増水、笹濁り、水温上昇傾向、高活性時はレッド系への反応が圧倒的で大型は何故か赤金に釣れる例が多い。
スプーンで釣れた例



大岩魚限定、ディープダイバーでの釣り方

まだ水温が安定せず10℃以下の日が多い時、盛期でも雪代や霜、異常低温注意報などで前日より水温が著しく低下した時は活性が落ちどうしても水面まで出てこない時がある。また、初夏になり真夏日にもなる6月は水温が急激に上がるとこれまた活性が落ち、マズメ時しか表層まで出て来なくなる。こんな場合もディープダイバーの出番となる。


前述した通り大型のサクラマスや大岩魚は好ポイントの中でも1等地にテリトリーを持って居る事が多いので、それさえ読めればディープダイバーで確信的に狙うのである。いずれの場合も水深1.5m以上の瀬の中にあるストラクチャーとなるテトラ際や、大渕に流れ込む瀬尻が岩盤や大岩に沿って流れているようなポイントで2mぐらい水深があれば警戒心も薄くなり、超大型ヒットの可能性も高い。



出来るだけ離れて上流にキャスト位置をとり、充分なキャリーで定位スポットを飛び越しサミングを駆使してなるべく静かに着水させる。流れを考慮に入れ、1番ストラクチャーに近付く流れスジにロッドワークで誘導しながらゆっくりリトリーブだけしてきたら、一気にロッドティップを水面に近くして潜らせる、この時もしディープダイバーのロングリップが着底してコンと当たってしまったら少しラインを緩め、下流に戻せば根掛かりは少ないから思い切って潜らせる。それで水深を考慮しながら底近くになるようロッドティップの位置を決めて最初優しく段々強くシェイキング&ジャークを繰り返しながら少な目のリトリーブでピンポイントに長く留まらせ、バイトを狙って誘っていると瀬の中ではいきなりゴンッと当たり一気に下流に向かったり、ヒットの直後水面まで出て来て大暴れする事が多く、バラシが多くなるのでロッドを寝かせジャンプや水面直下でのローリングを食い止め、ロッドを立てた縦のポンピングではなく、ロッドを寝かせたままの横のポンピングで注意深く、しかし強引に釣手側に顔を向かせて下流に走らせないように寄せて来て弱るのをあまり待たずにチャンスがあったら素早くネットですくってしまうのが間違い無い、瀬の中でのファイトはラインやフックや魚のフッキング部位にかなりの無理がかかって居る為、時間をかけ過ぎると鈎が伸びたり折れたり、ラインブレイクしたり、肉切れしたりしてこれまでの経験上、ろくな事は無いのである。

瀞場や淵への流れ込みの瀬尻でヒットした時はスレ掛かりの時のようにグーンと重くなり、首フリをしているような様子が伝わってから重々しく大鯉のようにゆったり底を離れないで泳ぎ回るものほど大型である。60cmを軽く超える大型は慌てず落ち着いてポンピングしながら頭を自分の居る上流に向かせて巻いてくればそれほど暴れる事も無く目の前までは来るが、流芯から中々離れず、何度か流芯から引き離す時、一進一退の寄せては離れる攻防を繰り返していると、徐々にスタミナが切れて水面下で流れに身をゆだねるように動きが止まる、その時、必ずドラグを4分の1回転以上緩めて走りに備え少し流れのあるところで岸と平行に静かに泳がせたままネットインさせれば予測のつかない方向に逃げたり暴れたりせずにランディングは比較的スムーズに出来る。



盛期の大岩魚を狙って釣る為のミノープラッギング

水温12℃〜16℃ぐらいになると、荒瀬であれば、水深1m以下のかなりの浅い所にも定位するようになる。そうなればスプーンはもちろん、ディープダイバー、ミディアムディープすら底を拾い、根掛かりやトラブルが多くてロッドを立てて無理すれば使えるが楽しく効率的に使うには向かなくなる。


 

フローティングやシンキングやサスペンドと適材適所はあるがミノープラグの独壇場となり、複雑に流れる流脈の中でのポイントの読み、すなわち適水勢のスジと定位スポットの推測がカギとなる。やる気は充分なのでスレてさえ居なければピンポイントをはずしても浅くて良くルアーが見えるから着水の瞬間のバイトや追い食いする時も多いので、キャストからリトリーブ終了まで気が抜けない。

朝一はライズを探して狙っても良いし、実績ポイントを攻めるのも釣果に繋がるがるが、日中はポイントエリアを見回し、そのエリア中で一番強く長い荒瀬が終わる瀬尻、もしくは荒瀬の中のストラクチャー際を確信的に狙ってラン&ガンしたほうが、ダラダラと際限なくマシンガンキャストしながら下流に釣り降るよりも遥かに確率は高いし、惰性でキャストしている時に大型の突然のバイトに不意をつかれて慌ててバラシて悔やむ事が無いよう気持ちも集中維持できる。

ウェーディングして上流に立ち、瀬尻の三角の頂点を越して下流にキャストし定位スポットで止めて流れを利用してシェイクし続ける。フローティングで駄目ならサスペンド、シンキングと変えて行っても良い、フローティングで出なくてサスペンドで出たり、シンキングで出たりもする。おそらく上下の動きの差だと思うが、活性が低いほど、スレて居るほどバイトは遅く浅く、シンキングが有利になるが、活性が高い時はフローティングがテリトリーに入った瞬間に水面を割ってドライフライに飛び付くようにバイトしてエキサイティングなゲームとなる。
直上にダウンストリームキャストをする為の位置を確保できない事も荒瀬では良くある事で、そう言う時はダウンクロスでキャストし、扇状にあっという間に通過してしまうテリトリーと推測したスポットを何度も何度もフローティングで駄目ならサスペンド、シンキングと変えて鮎の友釣りの時のように追いのスイッチが入るまで裏シェイキング&ジャークで誘って挑発する。
私のプラグアイチューニングは更に河川でサクラマスや大岩魚を釣る場合、ステディーなスローリトリーブでは規則的なウィグリングやウォブリングでモンローウォークしてユラユラアクションで誘いますが、ボサ下や張り出した枝下を逆引きで探る時は引っ掛からないようにジャークすると若干沖側へダートするよう微調整します。




そうすると岸際に段々よってきた時にジャークするか、リトリーブスピードを上げるとまた沖側に岸から離れ、テリトリーから逃げるような演出と岸際の浅場に根掛りするのを回避できるので一石二鳥です。
クロスストリームでU字ターンを演出する時も、より鋭角なU字を演出できます。
もちろん、右岸側に立つか左岸側に立つかでアイチューニングは逆になるので右岸用ミノーと左岸用ミノー共用はできません。








赤丸がポイントの中でもピンポイントの底がかけ上がりになる瀬尻の三角。

更にファイト&ランディングでの注意として前にも瀬の中でのヒットで述べているが、特に盛期はウェーディングが多くなるので、荒瀬の中にウェーディングしながらヒットして、ゴリゴリ巻き込み、あっという間に目の前まで来たので素早くランディングネットですくったら、すぐ鈎が外れてしかもまだまだ元気な為ネット内で大暴れなんて事は良くある事。だからチョットでもチャンスがあればなるべく早くランディングしたほうがバラシの失敗が少なくて良いと言う事を付け加えて置きます。

さらに重要な事は散々朝からキャストして底を拾い鈎先が舐めているので新しいポイント に移動した最初のキャストの時は冷静さを取り戻すためにもミノープラグのフックは全てタッチアップした方がたとえバラシテもアワセミスしたんだろうかなどと言う悔いが残ら無いだろう。


いかなる場合でも魚が目の前まで来たらドラグを4分の1回転以上緩めると言う鉄則を頭に叩き込む事で、幾ら最後に悪あがきしても、それまで何とか魚を寄せて来られたライン強度や結束なら切れません!

大型魚の寄せ方
大型サクラマスやシーバスなど水面で暴れる魚は フックアウトに繋がる高くジャンプするのを最小限に抑え 障害物に逃げ込むのを防ぐために 右に行き過ぎたら左にロッドを倒し、 左に行き過ぎたら右にロッドを倒して引きを矯めながら 左右どちらかの素早いポンピングでジグザグに寄せてくると 弱るのも早く早いランディングに繋がる
大岩魚やショア真鯛や黒鯛青物の場合は 沖へ底へと突っ走るので縦のポンピングで 強力にリフトアップしながらグイグイ寄せて来ないと 岩に擦れたり藻に突っ込まれてフックアウトする時があるから ロッドは上下の動きのみでパワーで寄せる。





 










渇水期のスレた大型サクラマスや大岩魚対策




笹濁り時や増水時はミノーに入っているカチカチと言う重心移動音やジャラジャラという一部のミノーに内蔵してあるラトル音はかなり有効だが、一転渇水で澄水でナーバスになったサクラマスや大岩魚には音は禁物である。そういう時は無音のミノーに変えるとイキナリ食ってくる時がある。それを渇水期に大岩魚と2匹のサクラマスを特注の無音オスプレイで釣った事で実証した。最後の大型ナマズは余計だったが・・・。

流し込み(送り込み)釣り


これはどうやっても釣れないスレた大型サクラマスや超大岩魚を釣るために試行錯誤の末編み出したトップシークレットな釣り方だったが、真摯な釣り師の方にはレクチャーしてあげたので結果を出している人が多い。




超大型雄サクラマスや超大岩魚のテリトリーである本命の荒瀬尻が空き家だったり、攻められ続けてナーバスになっている時は瀬尻と言えども簡単には出ない。渇水期であれば更に臆病になっている。
瀬脇やリフルで50cm前後の大小雄雌混在している2級ポイントを狙うしか無い場合もあるが、出来るだけ60cmを超える大型サクラマスや大岩魚を狙いたい時は本命ポイントに直接キャストして、間髪入れずリトリーブするよりも核心部より下流まで流し込んで流れに馴染んだ頃合いで、ゆっくりステディーに逆引きすると当たる事が良くある。1〜2回で反応がない時はシェイクを加えた瞬間に当たる事もある。
なにせ定位ポイントから離れた着水音すら聞こえない人の気配が全く感じられない距離(50m以上)からの操作なので百戦錬磨の大型サクラマスや超大岩魚もつい口を使うのだろう。

規模にもよりますが人の多いスレた渓流の瀬尻やトロ瀬でも大岩魚や大山女魚に使えます。



この流し込みには、高浮力のミノープラグが不可欠であり、フローティングで無音の物(手持ちのミノーに無音が無ければラトルや重心移動ボールは接着剤で固定しても良い。)に限る。


キャスト飛距離なんてこれからのサクラマス釣りや大岩魚釣りには無意味になるでしょう。

サクラマスが定位しているフィーディングレーンと流れのスジさえ読めるようになれば、根掛かりのみ気を付けて、その気になればどこまでも流せるのですから。

サクラマスがいない時は60cm前後の超大岩魚が良くヒットします。








40cmクラスは論外で最低でも大岩魚は60cm前後しか頭に無い!

釣り仲間『クラブシーマの大岩魚特集』←クリック


私が釣った大岩魚の一部



数少ない超貴重な大型のオスのサクラマスやオスの超大岩魚 を選んだようにヒットさせる。

こんな夢を私個人的には、ほぼ充分に達成した。

言い換えて差し支えなければ、黒鯛ルアーフッシングと同じで 大型サクラマスや超大岩魚を狙う瀬尻三角理論を自分なりに確立したと思う。 そう信じる事も釣る為の重要なファクターであり、自信が釣らせてくれる。この釣りの難しさは他の釣りと違い、絶対数が少ないため居ると思って狙いを付けたポイントに超大物が居ない事が多い事(空家)、これは覚悟しなければなりません。仕掛けについては人それぞれのこだわりですから自分に迷いが無くなればそれで良いのです。10人10色、釣れたらそれが正解です。


重複しますが、超大物を釣るために重要な事で尺物程度狙いの渓流の数釣りと大きく違う点は、マシンガンキャストで数撃ちゃ当たる方式により手前の浅瀬から順次探ってなんて尺狙いの渓流釣り感覚のまま全面取りで釣り始めて
チビや外道を出して危険な気配を醸しては超大型は警戒して、まず来ない。
いつまでも超大型が釣れない人のやってはならない失敗である。


具体的な相談としては、初心者とは言えない渓流釣りでは数釣れるベテラン釣り師なのに大型が釣れない人がいます。
瀬脇や淵などの水に動きの無いところばかり攻めて やる気の無い個体に期待するより、食い気とテリトリー意識 が強いやる気満々の大岩魚を狙った方が ずっと可能性が高く、餌は流芯が一番多く流れるので 大型の個体は何処にいても流芯の餌の流れを見ているので 流芯さえ攻めて行けばフィーディングレーンを釣っていることになるので 溶存酸素量の観点から言っても間違いないのです。

下手に小場所や瀬脇を攻めて尺岩魚や尺山女魚のような小物や ニゴイやナマズなどの外道を出して暴れられると 警戒心の強い本命の大岩魚は猛アタックしてきません。 渓流の数釣り名人が陥りやすい、大物が釣れない失敗です!

最初からオスの超大岩魚がいるであろうポイントから釣らなければ 超大型とは巡り会えない。


2015年6月23日、この時も渇水期でナーバスになっている時期だったので、 マシンガンキャストで数撃ちゃ当たる方式により手前の浅瀬から順次探ってなんて尺狙いの渓流釣り感覚で釣り始めてチビや外道を出しては超大型は警戒して、まず来ない。大型が釣れない人のやってはならない失敗である。
オスの大型サクラマスや大岩魚のオスが定位君臨する典型的瀬尻三角の荒瀬に中までウェーディングして直上に立ち第一投!!
瀬尻三角を飛び越して右岸の緩流帯に落とし、ベールを返し、瀬尻の流芯に入った途端ヒット!!!
これはかなり大きい、ロッドが曲がったまま限界まで流芯に向かってドンドン伸されていく。
思い切り煽ってセットフックは完璧!

しかし浮いてこないなー サクラなら3kgぐらいあるかなー
水面で暴れないように横のポンピングで荒瀬を少しずつしかし確実に上流に寄せて持ってくる。
緩流帯に引き込んで来て確認すると鼻曲りの超大型雄の大岩魚だった。



尺岩魚と2尺岩魚を比較すると・・・大人と子供です。
瀬尻三角理論で62cm2.8kgの大型雄岩魚が釣れました。長さ半分サイズ31cm400gの尺岩魚と比較すると重量とボリュームは7倍以上違う。


『魚類剥製渡部』さんに剥製制作依頼


キャッチ&リリースについて は漁協でC&R区間を設けているなら厳格に守らなければなりませんが、何もきまりの無い河川区間なら釣り人それぞれの自由です。釣った魚を食べたい人もいるでしょうし、家族や友人に見せたい人もいる。飽きるほど数釣らないと中々大物はリリース出来ない人も多いです。
漁協や県条例などの規則を守って持ち帰るのは誰にもとがめる権利はありません。
今ではベテランになっている釣り師でも以前は渓流魚を持ち帰って食べたり、記録的大物を剥製にしたりしているものです。自分は散々釣って持ち帰りを卒業したからと言って他人に強要してはいけません。人それぞれが納得して自然にやれるようになれば良いと考えます。私も記録的大物や食べたい時は節度を持って鮮度を保ちながら持ち帰ります。



場所取りや禁漁区で平気で釣ってしまうなどしてトラブルの無いよう最低限のマナーを守って、仲良く楽しい釣りを楽しみましょう。


後記・・・岩魚の不思議
今年も若干の岩魚や山女魚を釣りましたが、 私が釣るのは大抵の釣り人があり得ないと思う程、都市部で下流域 しかも夏に渇水して乾いてしまうほどの流域でも春には岩魚が普通に居るのである。
遡上してくる大型鮭科魚類を『All or Nothing』で狙うようになってからは、 渓流は初心の若者やマニアにお任せしてほとんど釣る事が無くなった。
しかし、家の近くの中流域でルアーやフライで散歩的な釣りを春先にすると 結構な型の岩魚や山女魚が釣れる時がある。
その生息の確信的根拠になっているのがこれ↓
私がまだ10代の頃、国道13号線バイパス工事の時に各河川に橋脚を作る工事が行われた。 水が一滴も流れていない中流域の乾いた川床をユンボ(パワーショベル)で掘ると やがて水が溜まってくる、伏流水の地下水脈が湧き出してくるのは理解できよう。 しばらくすると何か動く物が???魚だった。 乾いた河原を掘って生きた魚が出て来るのだ。 それは20センチ〜30センチの岩魚だった。 やはり乾いた川床を掘ったら別の河川では大きな岩魚がバケツ一杯も獲れた話も聞いた。
なぜ岩魚ばかりかと言うと、今の若い釣り人は知らないだろうが、 山形市周辺の全ての河川 (須川・松尾川・竜山川・本沢川・藤沢川・馬見ヶ崎川・高瀬川・立谷川)には山女魚はまったく生息していなかったからである。
全て、山形市予算や釣り具商組合、渓流研究会や我々など善意の自主放流の結果だから 山女魚が減ったなどと嘆くのは違和感がある、元々居なかった魚だからだ。
今では水さえ流れてくれば魚が全くいない河川区間でも何処かから岩魚や山女魚が 地下水脈から出てくる。 まさに湧いてくるという表現がぴったりなのである。
馬鹿みたいに釣りに没頭していた若い頃にはその思い出の事象を理解出来ず、 自分達の釣り場を無くしたくない一心で怒りに任せて自然保護を訴え、
38歳の時、山形新聞に「ため息が出る河川工事」と 投書したりしたが、その後何事もなかったように 大水が出る度に不思議と元通りに魚は釣れるものだった。
だから今では、多少の渇水や河川工事では渓流魚は立ち直れると信じている。 岩魚は不思議な魚です。 海にも川(下流から上流まで)にも沼にも生息していて渓流魚の枠を超える地域にも生息している。 海ではシーバスや黒鯛釣りしている時に、ファルコン128SS木村スペシャルで
太った岩魚が釣れたし、
最上川で8月のお盆近くの渇水期、中流の中山町で鮎釣りしていたらテトラ際を網で漁していた年配者が大きなカワザイ(ニゴイ)が掛かった見たいと言いながら 「あれっ!岩魚だ。』 と言うので見たら50cmを優に超える大岩魚だった。 春なら良くある事で珍しくもないが水温28度もある中でテトラから湧水でもあるのだろうと納得したが驚いた。
もともと岩魚は渓流の綺麗な水に住む魚と思っている人が多いが、そんな事は無い。 水温さえ低ければ極端に言えばドブ川や側溝にさえ生息できる魚である。
食性によって身の色も違い、海や下流で甲殻類を良く食べる個体は身が真っ赤でサーモンに勝るとも劣らない美味しさ。
渓流の最上流にいる居付きで移動しない腹がオレンジや黄色や赤い個体の身は透き通るように真っ白で淡泊だが脂に欠ける。
味は個人の好みで何とも甲乙つける事は無いが、生息域と味まで幅広いので一概に同じ岩魚で語る事は出来ない。
渓流部で人里より上流に住む岩魚は渇水やかつては毒流しなどにより全滅したと言われる沢でも数年すれば何故か復活しているもので、工事関係者に聞くと完全に乾燥している川の底を掘ると伏流水が湧いて来てそこから岩魚が出て来ると言う。
そう、岩魚は地下水脈にも生息しているので枯渇する事は滅多に無い稀有な魚である。


岩魚を水槽で飼っていると色々な事が見えてきます。

私は中学高校と岩魚釣りをしながらもっと釣れるように生態を観察し、岩魚を永く飼育し餌付け調教して見ました。







そんな中で新聞やテレビに取り上げられましたが、 学者先生たちのコメントにはあきれました。
ネイティブな岩魚を飼育していくうちで餌付けをする際すぐ食べる人懐こい天真爛漫で何にでも興味を見せる岩魚や死んでも人の手から餌など食べない岩魚もいるんです。

分かり易く言えば鷹匠が鷹に調教する時に近いです。
魚類学者や専門家は自分の範疇でどれだけの段階を踏んでいるのか検証もしないで机上の空論と彼らの常識で言い放つものです。

私は人の手から餌を食べる資質のある個体を選別して→辛抱強く最初は川虫餌から慣らして→ 水槽にオイカワなどの生きた小魚を入れて食べさせる→次に棒の先につけた餌にする→その棒を段々短くして→ ついには直接手から小魚を食べさせるところまで成功した。

更に水中に入れていた手を水面だけにして最終的に水面から20cm〜30cm上に餌を離して水中からジャンプしてイルカのように空中で食べる までに調教したのです。
(1980年代、当時はビデオなんて一般家庭にはほとんど無いので最終段階のイルカのような岩魚のジャンプ餌付け画像はありませんが・・・。)






それを『人に慣れたのではなく岩魚本来の習性』と普通の事みたいに 子供をバカにするようなコメントを出した学者もいた。
一言で片付けるんですから学者とはいかにアホで薄っぺらい者かとあきれたものでした。
そんなこと言ったら鷹もイルカも犬や猫や動物全ての調教は本来の習性で片付けられてしまいます(笑)

現場を知らず習った知識だけで空論を語り、 釣りや飼育の経験が無いのでは説明が付かない事があるのに と当時20歳を3年過ぎたばかりの私でもコメントを読んで鼻で笑って一瞥したぐらいだ。
「じゃーお前がやってみろ、無知な学者め!」と

そうして私は岩魚や山女魚の飼育観察から渓流魚の色んな秘密を知り、 釣るためのヒントを得たし、渓流魚の活性を上げる術を教わった。
だからこそ今では簡単に岩魚やサクラマス・黒鯛にまでアクセスできるんだと思う。








[ホームへ]
[サクラマスのルアーフィッシングへ]
[最上川の大鮎友釣りへ]



最新サクラマス釣行記

過去のサクラマス釣行記


大型サクラマスエキスパート編